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シェンゲン協定

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シェンゲン協定と加盟国

ヨーロッパ諸国では、各地域や経済の一体化を推進する中で、ヨーロッパ諸国間の通貨の統一や相互の行き来を簡単にできるように、出入国審査や税関、検疫手続きを廃止する協定を結んでいます。
その中の一つがシェンゲン協定です。
シェンゲン協定とは協定加盟国間の行き来を自由化するために、出入国手続きの簡素化を目的として締結された協定で、この協定に加盟している国間では出入国審査及び税関検査は行われません。
協定加盟国間を旅行する場合、原則として最初に入国する国と最後に出国する国で出入国審査が行われます。
ヨーロッパ各国のEU加盟、シェンゲン協定加盟、ユーロ通貨採用の有無は以下の通りです。
EUには加盟しているが、シェンゲン協定には加盟していない。
シェンゲン協定には加盟しているがEUには加盟していない。
国によって複雑ですが、ご参考までに。
シェンゲン協定に加盟していない国では通常の旅行同様、出入国審査があります。

〇・・・協定に加盟し実施している
×・・・不参加
△・・・協定に加盟しているが未実施

国名EU加盟シェンゲン協定加盟ユーロ通貨採用
アイスランド××
アイルランド×
イギリス×××
イタリア
エストニア
オーストリア
オランダ
キプロス
ギリシャ
クロアチア×
スイス××
スウェーデン×
スペイン
スロバキア
スロベニア
チェコ×
デンマーク×
ドイツ
ノルウェー××
ハンガリー×
フィンランド
フランス
ブルガリア×
ベルギー
ポーランド×
ポルトガル
マルタ
ラトビア×
リトアニア×
リヒテンシュタイン××
ルーマニア×
ルクセンブルグ

 

出入国の例

シェンゲン協定が結ばれている国を経由してシェンゲン協定が結ばれている目的地に到着した場合

例)日本→イタリア(乗り継ぎ)→フランス

  • 日本を出発後はシェンゲン協定加盟国であるイタリアに到着します。
  • シェンゲン協定加盟国間を移動する場合は、最初に到着した国で、入国審査を行います。
  • 預け入れ荷物が、目的地のフランスまで手配済みの場合は、イタリアで預け入れ荷物をピックアップすることなく、入国審査を行い、目的地のフランスに到着後、税関申告を行います。
  • 日本を出発後に機内で配布される税関申告書の用意はしておいてください。目的地のフランスで必要になります。
  • イタリアを出発し目的地のフランスへ到着後はすでに入国審査を受けていますので、国内線と同様、パスポートのチェック等、入国審査はありません。荷物の税関申告のみで結構です。

例)フランス→イタリア(乗り継ぎ)→日本

  • 帰国の際には、シェンゲン協定加盟国で乗り継ぎをする場合には、最後に出発する国で、出国審査を行います。
  • 預け入れ荷物が、目的地の日本まで手配済みの場合は、イタリアで預け入れ荷物をピックアップすることなく、出国審査を行い、目的地の日本に到着後、税関申告を行います。

*ご注意

  • 預け入れ荷物の流れは、目的地まで同一の航空会社、もしくは同一のアライアンスの航空会社であれば、ほとんどの場合、目的地までダイレクトに移送されます。
  • 最初にチェックインする時に発行されるクレームタグ(預け入れ荷物引換券)を確認してください。
  • 上記のように、同一の航空会社や同一のアライアンスでない航空会社に乗り継ぐ場合には、ほとんどの場合、一旦荷物をピックアップし、新たにチェックインして、荷物を預け入れなくてはなりません。特にLCCと言われる格安航空会社を利用する場合はシステムが連動していませんので、新たにチェックインし、荷物を預け入れることになります。

シェンゲン協定が結ばれている国から他国(シェンゲン協定未加盟国)へ乗り継ぎの場合

例)日本→フランス→イギリス

  • 通常の乗り継ぎ同様、目的地のイギリスがシェンゲン協定未加盟国のため、フランスでの入国審査はなく、「Connecting flight」の案内表示に従い進み、乗り継ぎゲートへ向かいます。
  • 目的地のイギリスで入国審査、税関申告を行い、入国します。
  • 預け入れ荷物の流れは最初に出発する時点で確認してください。

例)イギリス→フランス→日本

  • 帰国の際には、シェンゲン協定未加盟国から出発しますので、最初に出発するイギリスで出国審査を行います。
  • 乗り継地のフランスでは「Connecting flight」の案内表示に従い進み、乗り継ぎゲートでへ向かいます。
  • 預け入れ荷物の流れは最初に出発する時点で確認してください。

 

 

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